MOTとは
チーフアドバイザーの自己紹介にあるMOTとは何でしょうか。簡
単に言えば、技術を経営の立場からマネージメントすることで
す。
これには技術についての知識と経営についての知識が必要とな
ります。
要するにMBA(経営学修士)の技術版です。
人材紹介においても、こうした知識は非常に重要です。雇用側と
使用側の両方の知識がなければ、転職活動の支援はできないから
です。
北陸先端大学のホームページでは次のような紹介文が掲載されていますのでご紹介いたします。
「今後の企業経営では「技術経営力」がその競争力の中核になってくるとい
われ、技術経営(MOT:Management of Technology)の品質こそが、その
企業の盛衰を分ける重要な鍵になるといえます。
まず、技術経営(MOT)とは何か、その基本概念を捉えておくと、簡単にい
えば「技術を経営の立場からマネージする」ことなのです。
それでは「技術」とは何か、それは「役に立つ技」なのです。また、経営と
は「工夫し成し遂げる」ことであり、科学的知識も工学的知識も実際に使わ
れ役に立ってはじめて「技術」になる、といえます。
技術知識をどう生活に役立てるか、この概念に最も近いのがMOT
(Management of Technology)であり、テクノロジー・マネジメント
(TechnologyManagement)なのです。ビジネス・スクールでは前者、工学
部系では後者がよく使われますが、最近の国際会議等では両者を包含して
Engineering andTechnology Managementということもあります。
また、イノベーションに焦点をあて、TIM(Technology and Innovation
Management)ということも多くあります。